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東邦ホールディングス主催で開催されております、USセミナー2015に、マネージャーの方々に参加してもらい、 アメリカの医療制度を学んできていただきました。

各日程

2015年11月7日(土)~11月14日(土)[8日間]マネージャー2名

【 研修目的及び内容 】

  1. 1)監修米国医薬品業界の概要、動向及び薬局経営についての講義。
  2. 2)大手チェーンドラッグストア・薬局の見学
    ・リテール薬局5店舗の見学とインフルエンザ予防接種の見学
  3. 3)講義及び見学からケーススタディの検討、グループディスカッション及び発表。

海外研修(東邦薬品 USセミナー)マネジメントスキル向上研修参加についての報告

今回「ケーススタディと称される課題」を与えられました。

・世界的なコンサルタント会社となったと仮定し、売上増に悩む薬局経営者に依頼され、色々抱えている問題がある中、処方箋枚数は増えるが、年々減少する調剤料報酬と相反する事態が起こっている。また、半年後には近隣に大手ドラッグストアが出店する等マイナス要因がある。今までの経験や本研修で得たことを総括して、最終日にプレゼンテーションを行う。

参加者の感想

日本と米国では医療保険制度が全く異なっており、現行制度上日本では制約が多いことに驚かされました。何よりも考え方を大きく変える必要性を強く感じた収穫ある研修でした。

米国は、患者自身による医療機関、医師、薬局、先発・後発医薬品等の選択が無いことや、貧富の差がはっきりと二分していること。日本の医療は全ての人が、基本的にはどこでも平等に受けられる最高の医療であることに気付かされました。

また、米国の薬剤師は医薬品を通じて健康管理をするといったプロフェッショナル意識が根強く誇りを持っているように感じました。

米国の医療の一部を見学しながら、日本医療とアメリカ医療の良いところを融合したら理想の医療が出来るのではないか?と思ったりもしました。 この研修で学んだこと・感じたことを日常実務等に生かしていきたいと思います。

【マネージャー】

参加者の感想

講義の中で特に印象に残っていることはアメリカでは患者さんの併用薬や定期処方の間隔を数秒でチェックできるシステムが存在すると聞いたことです。

今、日本では手帳の有無で患者負担が異なり、携帯率は、疾患により低い場合もあります。今後、国全体でこのような取り組みを行うことができれば医療費の削減につながるのではないかと感じました。

また、薬局内に診療所があることにも驚きました。一部疾患に限られますがナース・プラクティショナーと医師助手を配置しているとのことでした。

制度の問題もありますが違った考えに触れることで一面的にしか考えることができなかった今までの業務を考え直すいい機会になりました。 この研修で学んだこと・感じたことを日常実務等に生かしていきたいと思います。

【マネージャー】